東北の玄関口とも呼ばれる宮城県には、この地域ならではの魅力が数多くある。いくつかある魅力の中でも特筆すべきポイントとして挙げられるのが、自然の豊富さだろう。宮城県は東に太平洋、西に奥羽山脈があり、海と山の両方を楽しむことができる。夏のレジャーの定番の海水浴から、秋の紅葉を始めとした大自然の景色まで1年を通して様々なレジャーを満喫できるのが特徴だ。1年を通して行われるイベントの充実も宮城県のセールスポイントになるだろう。毎年夏の時期に行われる東北四大祭りに含まれる仙台の七夕祭りを始め、季節に合わせたイベントを目当てに訪れる人も数多くいる。

旅行をする上で楽しみの一つにする人も多いのがグルメだ。宮城県は特産品が揃っている食の宝庫としても知られている。県内に100以上の専門店がある牛タンや、生産量が日本一と言われる海のミルクといわれる牡蠣といった絶品のグルメに舌鼓を打てるのも魅力だろう。宮城県は大きく4つのエリアに分類されていて、それぞれに特色が異なるのだ。そのため、山の自然を堪能したい人は県北、文化財や歴史的観光スポットを巡りたい人は仙台と目的に応じて計画を立てることが大切といえる。松島、青葉城跡のような知名度の高い観光名所だけでなく、旅行のパンフレットに載っていない知られざる穴場スポットもたくさんある。メジャースポットを避けてあえてマイナーな場所に足を運ぶのも、宮城旅行を楽しむコツといえるだろう。